顔写真が並ぶクラウド人材管理ツール「カオナビ」を提供するカオナビは6月8日、大和企業投資および、日本ベンチャーキャピタルが運営する各ファンドから、総額約3億円の資金を調達したと発表した。
カオナビは、社員の顔写真を画面に並べて表示することで、人材管理業務を効率化させるクラウドツールで、PCやスマートフォンから利用できる。たとえば、顔を見ながら優秀人材の配置や抜擢、評価をしたり、店舗や外出先でスマートフォンから瞬時にスタッフを確認したりできる。
2012年4月にサービスを開始し、IT・ウェブサービス業をはじめ、飲食・外食業、アパレル・流通業、保育業、スポーツ業界など多様な業種に導入されているという。
今回調達した資金は、プラットフォームの刷新や、新機能の開発、マーケティングの強化などに充てる予定だという。同社では、2019年3月末までに1000社への導入を目指す。
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