Uberは数千人におよぶドライバーとの間でこれまでに多数の課題に直面してきた。ドライバーらはUberの料金引き下げに抗議し、ドライバーを従業員ではなく請負業者として分類するUberを相手に集団訴訟を起こしている。
Uberは米国時間6月6日、ドライバーをターゲットとする複数の新機能をアプリに追加した。事業運営に欠かせないドライバーらの怒りを静める狙いがある。
これまでに米国をはじめとする世界の一部の都市で、ドライバーがこのアプリを利用している。新機能で、新しい配車要求の受信を停止して、休憩したり1日の最後の乗客を降ろす直前にログオフしたりできるようになる。現在は、最後の乗客を降ろすまでは手動で配車要求を拒否する必要がある。
一部の都市では、乗客の乗車を2分以上待った場合はドライバーに待機料金が支払われるというポリシーも導入される。
さらに、1週間の終わりまで待つことなく、完了した送迎に対して直ちに支払いを受けることができるようになる。この機能は米国全域で導入される。Uberは、ドライバーに対するUber配車の割引機能を試行している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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