Cisco SystemsとIBMは米国時間6月2日、ネットワーク機器大手であるCiscoが有しているエッジデバイスおよびエンドポイント関連の知識と「IBM Watson」を有機的に連携させ、IoT配備のアナリティクスで協力していくと発表した。
両社はいずれも、IoTが今後大きく成長する市場の1つと見ている。Ciscoは、IoTが数十年前のネットワーク市場に似ていると述べている。そしてIBMは、「Watson IoT」のアナリティクスの展開と、同サービスの売上に目を向けている。
両社は今回の提携により、データの収集段階で洞察を提供するアプローチを作り上げると述べている。最初に対象とする業界は、石油およびガスや、製造、運輸、鉱業といったものになるという。これら業界の企業は膨大な数のエンドポイントを抱えているものの、帯域幅は限られている。
技術的な詳細はほとんど明らかにされていないが、今回の発表では、IBMのストリーミング分析ツールをCiscoのネットワーク機器に埋め込むとされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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