米国の核戦力には大陸間弾道ミサイル(ICBM)や核爆撃機、空中給油機などが含まれるが、これらを連携させるために使用されているのは、8インチのフロッピードライブを使用する1970年代のIBMのメインフレームコンピュータ「Series/1」だと、米会計検査院が公開した報告書で明らかにした。
「Federal Agencies Need to Address Aging Legacy Systems(連邦政府機関による旧式のレガシーシステムへの対処の必要性について)」と題するこの報告書(PDF)は、米政府の技術インフラと、ハードウェアやソフトウェアの維持費を調査したもので、中には少なくとも50年以上前のものが使われているケースもある。
「連邦政府の所有する過去のIT資産は、一段と陳腐化が進んでいる。こうした資産の多くが、もはやサポートされていない旧式のソフトウェア言語やハードウェア部品を使用している」(同報告書)
プラス面として、同報告書で取り上げられた一部の政府機関は、こうしたシステムの近代化に着手する計画だと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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