HTCの2016年第1四半期売上高は大幅に減少したが、最高経営責任者(CEO)のCher Wang氏によると、HTCは復活に向けた「準備を懸命に進めている」という。
第1四半期の売上高は前年同期比で64%減少した。前年同期は0.43台湾ドルの1株あたり利益を記録したが、2016年第1四半期は1株あたり3.16台湾ドルという多額の損失を計上した。
さらに憂慮すべきなのは、HTCのバランスシートが打撃を受けていることだ。売掛金回転日数(DSO)や在庫水準、仕入債務回転日数(DPO)といった指標はすべて悪化した。
HTCは新しい「Desire」端末群のラインアップ、「UA Healthbox」におけるUnder Armourとの提携、「HTC 10」と「HTC Vive」仮想現実システムを強調した。
「HTCは2016年第2四半期前半、新しいフラッグシップスマートフォンHTC 10とHTC Vive仮想現実システムという2つの強力な製品を発表しており、2016年は強い勢いを得られると考えている」(HTC)
HTC 10は強力な端末のようだ。これらの製品が勢いを得られるかどうかは、現時点では不明である。もう1つの懸念は、消費者が最終的にHTCを将来性のあるブランドとみなすかどうかという問題だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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