サムスンのモバイル事業は2016年第1四半期、3兆8900億ウォン(34億ドル)の営業利益を計上した。これは、2014年第2四半期以降で最も高い額で、同社スマートフォン「Galaxy S7」および「Galaxy S7 edge」の好調な販売がけん引したと同社は決算報告で述べた。
韓国のエレクトロニクス大手であるサムスンは現地時間4月28日、第1四半期決算(3月31日締め)を発表し、営業利益が6兆6800億ウォン(58億3000万ドル)、売上高が49兆7800億ウォン(434億6000万ドル)であったことを明らかにした。営業利益と売上高は前年同期比でそれぞれ12%および5.7%増加しており、主な要因としてモバイル事業の貢献を挙げている。モバイル事業の利益は42%増加した。
同社は第1四半期、純利益が5兆2500億ウォン(45億8000万ドル)と計上したが、これは、前四半期の3兆2200億ウォンおよび前年同期の4兆6300億ウォンから大幅に増加している。
サムスンは、この増加ついて、同社フラッグシップ端末Galaxy S7およびGalaxy S7 edgeを前倒しで投入したこと、また、その好調な販売がけん引していると声明で述べている。
サムスンの半導体事業は、営業利益が2兆6300億ウォンだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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