シャープが大学生協とタッグで電子教材開発--全国9大学で採用開始

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 シャープは4月27日、全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)と共同で電子教材システムを開発したと発表した。広島大学、広島修道大学、桜美林大学など全国の9大学で採用を開始し、約8000人の学生が利用する。

専用ビューアアプリ「VarsityWave eBooks」
専用ビューアアプリ「VarsityWave eBooks」

 同システムは、大学の専門的な講義を実現し、学生の能動的な学びと学習効果の向上を目的として開発されたもの。電子化された専門書をタブレット端末などで閲覧する専用ビューアアプリ「VarsityWave eBooks」と電子書籍入稿システムで構成されている。

 VarsityWave eBooksでは、付箋メモ、マーカー、しおり、手書きデータを自動的にリスト化。自作ノートの作成や任意のページをスクラップすることができる。また、教員と学生間で手書きデータや学習情報を共有する機能を搭載。電子教材ならではの機能として、複数の書籍から横断的に本文を検索したり、専門辞書と連携して単語を調べることができる。

 シャープは、全国大学生協連が促進するDECS(Digital Educational Contents Support)計画をベースにシステムを開発。今後さらなる普及が見込まれる電子教材のニーズにも積極的に対応するという。

 DECS計画は、電子教育コンテンツを活用した教育イノベーションへの貢献と、それによる大学生協の存在価値の発揮を目的としたもの。電子教科書などの教育コンテンツ提供サイトの整備や、高等教育機関における新たな電子教育コンテンツ利用についての研究などを推進している。

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