ウルトラシープ、1stPLACE、アニプレックスの3社は4月21日、シアターシステム「MX4D」に対応した体感型4Dショートムービーのアニメーション作品「カゲロウデイズ-in a days-」を製作すると発表した。公開は2016年初冬、全国のTOHOシネマズ MX4Dシアターにて公開予定。MX4Dのために製作されるアニメーション作品は、日本で初めてとうたっている。
MX4Dは映画のシーンにあわせて合わせて客席のシートが前後左右や上下に動くとともに、風やミスト、香り、ストロボ、煙、振動など11種類の特殊効果を用いて、通常のシアターでは味わえないアトラクション型の映画鑑賞スタイルを実現したシステムとなっている。
「カゲロウプロジェクト」は、マルチクリエイターのじん氏が、2011年に動画投稿サイトにて「人造エネミー」を公開してから始まった、マルチメディアミックスプロジェクト。不思議な目にまつわる能力を持つ「メカクシ団」のメンバーが、巻き起こる事件の謎を解いていく群像劇で、現在公開されている関連動画再生数は1億回超えている。また音楽や小説、コミックなどにも展開され、若年層を中心に支持を得ているという。
今回製作されるMX4D向けのショートムービーは、原作をじん氏が、監督をカゲロウプロジェクトのキャラクターデザインやミュージックビデオ制作など、ビジュアル面の構築を手がけたしづ氏が担当する。
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