ニコン、アクションカムなど発売延期を発表、DLシリーズは未定に--熊本地震の影響も

 ニコンは4月20日、デジタルカメラ新製品の発売延期と平成28年熊本地震による影響について発表した。

 発売を延期するのは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX A300」「COOLPIX B500」「COOLPIX A900」「COOLPIX B700」と、2016 インターナショナル CESとCP+ 2016で参考出展していたアクションカメラ「KeyMission 360」だ。延期の理由についてニコンは、ソフトウェアの調整に時間を要しているためと説明している。

 新たな発売時期は下記のとおり。

  • COOLPIX A300とCOOLPIX B500(当初、2機種ともに4月発売予定と発表)→5月
  • COOLPIX A900とCOOLPIX B700(当初、2機種ともに4月発売予定と発表)→7月
  • KeyMission 360(当初、今春発売予定と発表)→10月

 加えて、2月23日に発表したプレミアムコンパクトデジタルカメラ「DL18-50 f/1.8-2.8」「DL24-85 f/1.8-2.8」「DL24-500 f/2.8-5.6」(当初、3機種ともに6月発売予定と発表)は発売時期が未定になった。画像処理用のICに重大な不具合があることが判明したためという。詳細が確定次第、改めて発表するとしている。

 ニコンでは、熊本県などを震源とする地震により、レンズ交換式デジタルカメラ、交換レンズなど広範囲にわたる製品の部品調達先が被災しており、生産や販売への影響が出ることは避けられない状況という。状況を精査中で、詳細が確認でき次第、改めて発表するとしている。

デジタルカメラの発売に関するお知らせとお詫び

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