今回のパートナーシップ強化について、アドビでソリューションコンサルティング本部 ソリューションコンサルタントを務める太田禎一氏は、「YouTubeなどの動画コンテンツ配信サービスは配信コストが必要ない反面、カスタマイズが不可能で、収益化のオプションも限定されている」と他社の特徴に言及した。
「Primetimeは、完全にカスタマイズが可能であり、(配信事業社のビジネスモデルに応じた)多様で柔軟な収益化オプションを提供できる。そのために必要な開発統合や収益化オプションは、専門性の高いパートナーの力を借りながら提供していく。そのためのパートナーシップだ」(太田氏)
会見では国内企業事例として、日本アニメを海外配信する「DAISUKI」が登壇した。同社は日本国内のアニメコンテンツを世界13言語にローカライズし、日本の放映30分後に配信する環境を構築している。日本からの試聴はできない。同社では7月1日からPrimetimeを導入し、収益性の高い安定した広告配信とともに、パーソナライズなどによる新サービスを提供したいとしている。
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