NTTドコモは、4つのヘルスケアサービスをまとめた「dヘルスケアパック」を4月19日に提供開始する。12種類のアプリが月額500円(税別)で利用可能。
dヘルスケアパックは、NTTドコモとドコモ・ヘルスケアが新たに開発した「歩いておトク」、食・睡眠・運動のタイミングで体づくりをサポートする「からだの時計 WM」、女性向け体調管理サービス「カラダのキモチ」、本格的なトレーニングができる「Runtastic for docomo」を提供。軽めの運動からしっかりとしたトレーニングまで幅広い要望に対応する。
歩いておトクは、スマートフォンを持って歩くだけでポイントが貯まるヘルスケアアプリ。健康に無関心な層でもすぐに始められるよう「歩き」に特化している。継続して健康を維持してもらうための仕組みとして、スマートフォンやライフログデバイス(ムーヴバンド2と3に対応)で歩数を計測し、それに応じたdポイントを提供する。また、毎日1回アプリを起動するだけでもポイントが付与される。
アプリでは、目標の歩数に応じた世界各国のバーチャルツアーを楽しむことができる。ツアーの途中地点でdポイントが入ったギフトボックスが渡されるが、目標歩数に到達しないと開封できない。獲得できるポイント数はランダムだが、毎日アプリを起動し、1日7000歩歩くと大体500ポイント貯まるように設計されているという。
アプリの企画開発から運営に至るまで、DeNAライフサイエンスが参加。同社のゲーミフィケーションに関するノウハウを生かし、アプリの改善を進めていくとしている。アプリは単品でも契約でき、その場合は月額300円(税別)で利用可能だ。
NTTドコモ執行役員ライフサポートビジネス推進部長の村上亨司氏は「生活習慣病の増加や高齢化もあいまって、国民医療費の増大が昨今の課題として言われ続けている。今回のパックは、健康への無関心層への意識を変え、負のスパイラルから抜け出すためのもの」とした。また、「これから皆さんの健康管理はドコモグループにお任せくださいという意気込みで臨む」と述べた。
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