Amazon.comの「Kindle Paperwhite」やkoboの「kobo Touch」など電子ペーパーディスプレイを採用した電子書籍リーダー端末は、鮮明な反射式モノクロ画面であるため紙の本に近い感覚で読書ができる。文庫本やペーパーバックとして出版されているサイズの書籍を読むには、最適なデバイスだ。ただし、一般的なリーダー端末の画面サイズは6インチほどのモデルばかりで、雑誌や新聞を読むには小さすぎて使いにくい。
そこで、13.3インチというけた違いに大きな電子ペーパー画面を搭載し、手書きメモを書き込めるAndroid端末「Good e-Reader」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Good e-Readerは、13.3インチのE Ink製「Mobius」電子ペーパーディスプレイを採用した端末。表示解像度は1600×1200ピクセルあり、レターサイズ(8.5×11インチ)の文書をそのまま表示するのに適した画面サイズという。電子ペーパーなので明るいところでも視認性が高く、消費電力が少なく、1270mAhのバッテリで最大4週間使えるとしている。
画面にはワコム製デジタイザを組み込んでおり、付属の1024レベル感圧式スタイラスで文書に書き込みができる。メモ書きに対応しているアプリを使えば、紙の書類にコメントを入れて関係者と共有するといった使い方が可能だ。
Indiegogoでの目標金額は4万2000ドル。記事執筆時点(日本時間3月22日14時)で約2万7000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと2カ月ある。
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