Amazonが航空機リース会社Air Transport Services Group(ATSG)と契約し、米国内で航空貨物ネットワークを運営することになった。
この契約により、Amazonは「Boeing 767」貨物機20機をリースして、関連会社Amazon Fulfillment Servicesによる商品の輸送を行う。貨物機の運航は、ATSGがABX Air、Air Transport Internationalとともに担当する。
リース期間は少なくとも5~7年で、運航に関する契約は5年間有効だ。
Amazonには、新株予約権も割り当てられ、5年間にわたって、ATSG株式の最大19.9%を取得することができる。つまり、この航空貨物ネットワークが成功すれば、今回の提携は大幅に拡大する可能性がある。
Amazonは現在、米国ではUPSと米国郵便公社(USPS)、FedExの配送サービスを利用して商品を発送しているが、数年前から、ハイテクを利用した自前の配送サービスを検討してきた。
Amazonは2015年4月、今も理論段階にある「Prime Air」配送サービスのドローンをテスト飛行する許可を米連邦航空局(FAA)から取得している。その後、同社は米国の商業用ドローン専用空域に関する計画を提示した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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