「フリル」のFablic、海外ブランド品バイヤーの公認制度

 Fablicは3月8日、同社が運営するフリマアプリ「フリル(FRIL)」において、フリルの基準を満たした海外ブランド品を取り扱う個人バイヤーを公認する「FRILプレミアムバイヤー制度」を開始したと発表した。ネットでの海外ブランド品購入に消極的であった層を取り込むことで、個人間取引における海外ブランド品市場の活性化を図る。

 海外ブランド品を安心して購入してもらうことが目的。4月末までの期間、FRILプレミアムバイヤーから商品を購入した際、偽造品が含まれていた場合に商品代金を同社が保証(4月30日24時までに入金が確認された取引が対象)するほか、返品についても可能とする。

 Fablicが海外ブランドについて、ユーザー1075人を対象に調査をしたところ、9割のユーザーが「今海外ブランドが欲しい」と回答。一方で価格については、直営店は「高い」と感じているユーザーが多く、海外あるいはアウトレットで購入することで「安い」と感じるユーザーが多いことがわかったという。

調査
調査

 なお、直営店以外で海外ブランドの新品アイテムを購入する際、心配になることについて質問したところ、9割以上が「偽造品」であることを疑っているという結果になった。特にネット通販は不安視されていることから、同社ではネットで手軽に安心・安全に購入できる仕組みが必要であると考えているという。

調査
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 同社では、3月8日から4月8日までの期間、ユーザーへの販売促進を目的とし、FRILプレミアムバイヤーのショップを集めた特集ページ「FRIL WORLD MARCHE(フリル ワールド マルシェ)」を開設する。FRILプレミアムバイヤー制度によって公認されているバイヤー数は、現在10人。所在国は日本のほか、米国、アフリカなどだ。

「FRIL WORLD MARCHE」
「FRIL WORLD MARCHE」

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