東芝エルイー、あの「Aurex」ブランドをハイレゾCDラジオで復活

加納恵 (編集部)2016年03月01日 11時14分
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 東芝エルイートレーディングは3月1日、往年のオーディオブランド「Aurex(オーレックス)」を冠したハイレゾ対応CDラジオ「TY-AH1000」を発表した。発売は3月下旬。想定税別価格は3万3000円前後になる。

「Aurex TY-AH1000」
「Aurex TY-AH1000」

 Aurexは、東芝が1973年から1990年頃まで販売していたオーディオブランド。システムオーディオからポータブルCDプレーヤーまで、幅広いオーディオ製品を手がけた。東芝の音響事業撤退に伴いブランド名も使用されていなかったが、今回約25年ぶりの復活になる。東芝エルイートレーディングでは「音にかける意気込みを感じてもらうため、Aurexブランドを用いた」と説明する。

  • CDプレーヤーは天面に装備されている

  • SDカードスロット、USBメモリ端子などを備える

  • ハイレゾ音源再生時は「ハイレゾLED」が点灯する

 TY-AH1000は、CD、FM/AMチューナ、SDカードスロットなどを一体化したCDラジオ。60~4万Hzの周波数帯域に対応し、SDカードやUSBメモリ内に収録した、FLAC、WAV形式の24bit/96kHzのハイレゾ音源再生ができる。PCとのダイレクト接続が可能なほか、ハイレゾ対応のヘッドホン出力も備える。

 スピーカユニットには、100kHzまで再生ができるハイレゾ対応の高性能トゥイータを搭載した新開発の「シルクドームツィータ」を採用。9000ガウスの磁束密度を持つ磁気回路を備えたウーファと合わせ、繊細な高域と切れのよい低域を再現する。

  • 独立型バスレフエンクロージャーを採用

  • リモコン

 高さ135mm×幅400mm×奥行き205mmで、重量約3.2kgのコンパクトボディながら、フルレンジとトゥイータを独立したアンプで駆動する、総合出力500Wのハイパワーマルチアンプ駆動により、広いダイナミックレンジを実現。一体型ながら音質にこだわった造りになっている。

東芝エルイートレーディングの代表取締役である松本健一郎氏
東芝エルイートレーディングの代表取締役である松本健一郎氏

 東芝エルイートレーディングの代表取締役である松本健一郎氏は「東芝エルイートレーディングは、2002年に設立し、東芝が未参入または撤退した分野への再参入をミッションに2002年に設立した。オーディオ事業は1991年の撤退から12年を経た2003年に開始し、ポータブルオーディオなどの商品づくりを進めてきた。今回発売する『Aurex』ブランドは、私自身も東芝に入社したての頃、買ってみたいと思っていた憧れのブランドの1つ。オーディオはオープンリールから、カセットテープ、CDと変化を遂げてきたが良い音を聞きたいというニーズは変わっていない。このモデルでデジタルの手軽さと高音質を両立できると思っている」と発売に向けての思いを話した。

  • 1973年から1,990年ごろまで製造されていた「Aurex」ブランド

  • 当時のカタログ

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