Twitterは米国時間2月10日、第4四半期および通期(2015年12月31日締め)の決算を発表した。Jack Dorsey氏が同社最高経営責任者(CEO)に再就任してから2度目の決算発表となる。
決算こそはアナリストの予測に見合う内容だったが、ユーザー数の成長にかげりが見られた。
同社は第4四半期に9020万ドル(1株あたり13セント)の損失を計上している。
非GAAPベースの利益は1株あたり16セントで、売り上げは7億1050万ドルだった。これに対し、金融アナリストは売り上げが7億990万ドル、利益が1株あたり12セントと予測していた。
通期では、Twitterは売り上げが22億1000万ドル、利益が1株あたり40セントと報告している。一方で金融アナリストの予測は、売り上げが22億2000万ドル、利益が1株あたり36セントだった。
アナリストがむしろ注目していたのは、ユーザー数や月間アクティブユーザー数(MAU)の推移だ。Twitterは、前四半期にユーザー数が増加せず、MAUが3億2000万人にとどまったことを報告している。
アナリストはMAUを3億2500万人と予測していた。
MAUの内訳を見ると、米国外では2億5400万人を維持できたのに対し、米国ではその前の四半期より100万人減らしていることが、リリースから読み取れる。
前年比では9%の成長がみられた。
今後について、アナリストが売り上げを6億2925万ドルと予測しているのに対し、Twitterはそれをかなり下回る5億9500万ドル〜6億1000万ドルとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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