freeeは2月4日、「クラウド給与計算ソフト freee」に有給休暇の管理機能を搭載したと発表した。今回の機能追加により、クラウド給与計算ソフト freeeのみで有給休暇の付与、取得、消滅から給与計算、書類への反映までを一貫して行えるようになった。
政府は、2016年春から従業員の年次有給休暇の取得を企業側へ義務付ける労働基準法改正案の成立を目指している。その場合、企業側に有給休暇の管理が求められるが、企業にとっては業務負担になることが予想される。そこで、管理者が従業員1人1人に付与日を指定し、有給休暇の付与や取得状況を記録できる管理機能を搭載したという。
同社によれば、給与計算ソフトとして初めて、管理者による利用だけでなく、給与明細や出勤簿の入力機能を持った従業員アカウントからも、有給休暇の取得状況の記録や残数の確認ができるようになった。さらに、有給休暇の残数管理や賃金台帳、出勤簿といった書類への自動反映にも対応するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)