デノン、ハイレゾ時代に向けた新「2500NE」シリーズ---究極のディスクプレーヤーなど3機種

 ディーアンドエムホールディングスは1月15日、デノンブランドから2500NEシリーズを発表した。プリメインアンプ「PMA-2500NE」(税別価格:23万円)、CDプレーヤー「DCD-2500NE」(同:18万円)、ネットワークオーディオプレーヤー「DNP-2500NE」(同:20万円)をラインアップする。いずれも発売は2月中旬。

 デノンでは1990年にCDプレーヤー「DCD-1650」、1996年にプリメインアンプ「PMA-2000」を発表。現在でも9世代目の「DCD-1650RE」、7世代目「PMA-2000RE」としてシリーズ展開している。2500NEは”ハイレゾ時代に向けて”発表された新シリーズ。「Vivid」「Spacious」をコンセプトに力強さを安定感のある音を再現するという。

 PMA-2500NEは、「Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル回路」を搭載し、現行機のシンプル&ストレート設計思想を受け継いだプリメインアンプだ。増幅回路を従来のフラットアンプとパワーアンプの2段構成からハイゲインパワーアンプによる1段構成にすることで、信号経路を短くし、純度の高いサウンドを再現できるという。電源回路は2つのトランスを逆向きに配置した「L.C.マウント・ツイン・トランス」を採用する。DSD11.2MHz、PCM384kHz/32bit対応のUSB-DACも備える。

  • 「PMA-2500NE」

  • リアパネル

  • 内部構成

 CDプレーヤーのDCD-2500NEは、USBや外部入力、ヘッドホン端子などを省いた究極のディスク専用プレーヤーだ。CD、SACDの再生に対応し、DVD-R/RWやDVD+R/RWに記録したハイレゾ音源を含む音楽ファイルの再生にも対応する。

  • 「DCD-2500NE」

  • リアパネル

  • 内部構成

 ネットワークオーディオプレーヤーのDNP-2500NEは、5.6MHz DSD、192kHz/24bitのハイレゾ音源の再生に対応するネットワークオーディオプレーヤー機能を搭載。DSD11.2MHz、PCM384kHz/32bit対応のUSB-DAC、フルデジタル・プロセッシング。ヘッドアンプも備える。

 独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing Plus」は最新バージョンを採用し、原音に近い補間処理を実現する。Wi-Fiも内蔵し、AirPlay、インターネットラジオなどを使用することも可能。USB-A、B入力、同軸デジタル入力を1系統ずつ、光デジタル入力を2系統備える。

  • 「DNP-2500NE」

  • リアパネル

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