健康維持やスポーツ時の体調管理には、水分補給が大切だ。そのため、適切なタイミングで水分を摂るよう促してくれるスマートな水筒「Trago」や「SIPPO」を紹介してきたが、いずれもスマートフォンやスマートウォッチに表示される通知を見逃す弱点があった。
これに対し、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場したスマート水筒「Seed」は、スマートフォンが手元にない状態でも、単体でスマートボトルとして機能する。
Seedは、水分補給のタイミングを教えてくれるほか、飲み物の温度表示、熱すぎる飲み物による火傷を防ぐためのアラート表示、飲み物が古くなった場合のアラート表示などの機能を備える水筒。
ほかのスマート水筒と異なり、キャップに搭載したLED画面とタッチパネルで各種表示や操作が可能なため、普段はスマートフォンなしで活用できる。
キャップのLEDは、15×5のマトリクス画面。開けたときや閉めたとき、タッチしたときに、飲み物の温度や各種警告を表示する。電源は2個のボタン電池で、1~2年間は使えるという。
スマートフォンとBluetoothで通信し、水分補給の履歴などをアプリで管理できる。「Jawbone」「Fitbit」「Runkeeper」といったフィットネス用アプリ/デバイスとも連携する。Appleの「HealthKit」にも対応する予定。
Indiegogoでの目標金額は2万ドル。記事執筆時点(日本時間12月21日12時)でキャンペーン期間は20日残っているが、すでに目標の2倍を超える約4万4000ドルの資金を集めている。
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