サムスンは、ようやく「Galaxy Note 5」の128Gバイト版を提供開始した。ただし、入手するには韓国で購入しなければならない。
サムスンは現地時間12月18日、128Gバイトの内蔵ストレージを備えた「Galaxy Note 5 Winter Edition」を発表した。この新しいNote 5は価格が99万9900ウォン(約843ドル)で、韓国の通信事業者SK TelecomとKTを通じて販売され、ゴールドプラチナとシルバーチタンの2色がある。
この新バージョンのスマートフォンでサムスンが狙っているのは、おそらくNote 5の標準モデルに失望した消費者を引き付けることだろう。Note 5の標準モデルは内蔵ストレージが64Gバイトまでしかなく、SDカードでストレージを増やす選択肢もない。スタイラスが付属する5.7インチディスプレイの新型Note 5により、Appleの「iPhone 6s Plus」との競争が激化する可能性がある。iPhone 6s Plusはすでに128Gバイト版が提供されており、5.5インチのディスプレイを搭載する。ただし、サムスンの売上低迷を打破する大きな起爆剤となるには、韓国外の消費者にもWinter Editionを入手できるようにする必要があるだろう。
サムスンは、新型Note 5を韓国以外の国で発売する可能性や時期について明らかにしなかった。米CNETはサムスンにコメントを求めたが、現時点で得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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