「アイマス シンデレラガールズ」4周年記念ライブイベント開催--関連情報も公開に - (page 2)

佐藤和也 (編集部)2015年11月30日 18時58分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 多方面に展開しているアイドルマスターシリーズで、キャスト陣によるライブは恒例のイベント。そしてシンデレラガールズの単独ライブとしては、2014年4月に舞浜アンフィシアター行われたファーストライブ、同年11月に代々木競技場第一体育館にて行われたセカンドライブに続く3度目で、約1年ぶりの開催となった。

  • 「お願い!シンデレラ」

 2日間とも出演したのは島村卯月役の大橋彩香さん、渋谷凛役の福原綾香さん、本田未央役の原紗友里さん、多田李衣菜役の青木瑠璃子さん、双葉杏役の五十嵐裕美さん、緒方智絵里役の大空直美さん、三村かな子役の大坪由佳さん、赤城みりあ役の黒沢ともよさん、前川みく役の高森奈津美さん、諸星きらり役の松嵜麗さん、城ヶ崎莉嘉役の山本希望さん、城ヶ崎美嘉役の佳村はるかさん。

 さらに1日目には白坂小梅役の桜咲千依さん、高森藍子役の金子有希さん、堀裕子役の鈴木絵理さん、小早川紗枝役の立花理香さん、小日向美穂役の津田美波さん、星輝子役の松田颯水さん、安部菜々役の三宅麻理恵さん、姫川友紀役の杜野まこさん、片桐早苗役の和氣あず未さん。2日目には新田美波役の洲崎綾さん、速水奏役の飯田友子さん、橘ありす役の佐藤亜美菜さん、宮本フレデリカ役の髙野麻美さん、櫻井桃華役の照井春佳さん、川島瑞樹役の東山奈央さん、神谷奈緒役の松井恵理子さん、木村夏樹役の安野希世乃さん、塩見周子役のルゥティンさんがそれぞれ加わり、総勢30名が出演した。

  • 2日目の開演前レポートの様子

 また、1日目には前説や開演前の場内の熱気を伝えるリポーターとして、アニメ版プロデューサー役の武内駿輔さんが登場。2日目は、1日目の出演者である三宅さんが同様に前説やリポーターを務めたほか、サプライズとしてライブ中盤から出演し、ライブに華を添えていた。

 今回展示ホールの9~11という、ひとつの建物を丸々ライブ会場として使用するという大がかりなもので、1公演で1万7000人以上のファンである“プロデューサーさん”が来場したほか、全国各地の映画館で放映されたライブビューイングや事前物販を含めると累計来場者数は約7万7000人と、並々ならぬ注目を集めた。そして楽曲もメドレーを含めるとそれぞれ約40曲、4時間半を超えるほど大ボリュームのライブとなっていた。

 今回のライブは、2015年における大きな展開となったテレビアニメの集大成という位置づけが感じられる内容で、テーマソングである「お願い!シンデレラ」をはじめ、「Star!!」や「Shine!!」といったアニメの主題歌や挿入歌をふんだんに盛り込み、作中で結成されたユニットでもさまざまな楽曲を披露していった。

  • ライブの合間に行われた2日目のトークコーナーより

 シンデレラガールズの特徴であり魅力となっているのは、頭に“超”が付くほどの個性的なアイドルたちと、その個性を際立たせるような楽曲の数々。そして単に曲を披露するだけではなく、ステージの演出にもさまざまな趣向が凝らされていた。今回はお城を思わせる舞台の中央に巨大モニターを設置。時にライブ進行の度合いを告げる時計の針を映し出したのをはじめ、楽曲の世界観にあわせた映像表現が目をひいた。

 ほかにも、1日目の野球好きな姫川友紀の楽曲「気持ちいいよね一等賞!」では、中央のステージに立つ松嵜とメインステージの杜野さんが野球対決風の演出から、ホームランを打った杜野さんがそのまま歌い始めるといった流れや、働きたくないアイドルの双葉杏の楽曲「あんずのうた」を歌うはずの五十嵐さんが歌い始めで登場せず、鈴木さん演じる堀裕子がサイキックパワーを使って呼び出すといった寸劇もあり、さらにさまざまな小道具を使ってのステージなど、セカンドライブで感じさせたテーマパークにあるアトラクションのような、にぎやかで楽しませようとする雰囲気も、よりパワーアップしていると感じられた。数々の楽曲も、本来の歌い手以外の出演者が加わり“ここだけのユニット”として披露されるものも多く、バラエティに富んだものとなっていた。

  • 「気持ちいいよね一等賞!」

  • 「ラヴィアンローズ」

  • 「Twilight Sky」

  • 「Can't Stop!」

  • 「花簪 HANAKANZASHI」

  • 「青の一番星」

 さらにカボチャの馬車(を模したのトロッコ)にキャスト陣が頻繁に乗り込み、広大なライブ会場の後方へ姿を見せて歌うだけではなく、観客と一緒にサイリウムを振ってステージを応援する光景も見られた。たくさんの顔が見られたと後に出演者が語るほど、距離感を近づける配慮があったともに、より一体感を味わうことができるようになっていた。

  • 「Shine!!」

  • 「Angel Breeze」

  • 「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」

 中盤では30分ほどのノンストップメドレーが行われた際に、曲にあわせてデレステのステージシーンを上映し、その世界とリンクするようなシーンも見られた。現実のキャスト陣との“共演”に大いに盛り上がったうえ、出演していないアイドルの持ち歌には、デレステのステージ映像で登場させるといったシーンも見受けられた。

  • 「おねだり Shall We~?」

  • 「Shine!!」

  • 「We’re the friends!」

 今回のライブ全般を通じて特に印象的だったのは、2日目の後半にて、アニメで346(みしろ)プロダクションの美城常務が率いるチーム「プロジェクトクローネ」のステージとなったところ。8人による「Absolute Nine」の熱唱を受けて登場した飯田さんが、多数のダンサーを従えてダンスナンバー「Hotel Moonside」を、スタイリッシュとも妖艶とも取れるぐらいにアイドル属性の文字通り“クール”に決めて観客を魅了。さらに続いた佐藤さんによる、素直に少女の心情を切ない曲調で描いた「in fact」では、静まり返った会場の中央ステージで、一人淡く光るライトに包まれながらつぶやくように、それでいて感情を込めて歌い上げ、目が離せないほどの空気感を作り上げていた。

 そしてアニメでもステージシーンが話題となったトリオユニット「トライアドプリムス」による「Tracing Pulse」。この日は福原さんと松井さん2人での披露となったが、2人であっても圧巻と言えるほどに熱唱。そして観客は熱狂と言えるほどの盛り上がりを見せた。このあたりはシンデレラガールズの新たな一面と、パフォーマンスの高さが見えたようにも思えたところだ。

  • 「Hotel Moonside」

  • 「in fact」

  • 「Tracing Pulse」

 もっとも今回のライブの中心にいたのは、やはりアニメでも中心として描かれていた大橋さん、福原さん、原さんによるトリオユニット「new generations」。両日ともにそろって「できたてEvo!Revo!Generation!」を披露したのをはじめ、1日目では佳村さんの「TOKIMEKIエスカレート」で、アニメの再現をするかのように3人がバックダンサーとして登場する演出があったほか、本田未央の楽曲「ミツボシ☆☆★」を、3つの星がそろって新たな輝きを放つようにエネルギッシュに歌い上げステージをけん引。

 2日目ではライブの終盤、原さんがチーム「CINDERELLA PROJECT」のメンバーとともに「つぼみ」を披露したのに続き、福原さんと2人で卯月を待つ心情を描いた「心もよう」、さらに大橋さんが現れ「流れ星キセキ」を披露した後、大橋さんがひとりで「S(mile)ING!」を歌う流れは、アニメの終盤を振り返ってしまうような世界観も相まって、とても感動したシーンだ。

  • 「できたてEvo!Revo!Generation!」

  • 「流れ星キセキ」

  • 「S(mile)ING!」

 アイドルマスターという冠はあるものの、新しいアイドルたちによるソーシャルゲームというスタート地点から、次第にアイドルたちに声がつくようになり、さまざまな展開を見せていったシンデレラガールズ。人気や注目度の高さは、この人数規模で会場を埋め尽くしたこともでも証明している。3度目で大所帯となった出演者のなかでも、今回が初登場という方も少なくなかったが、大観衆を前にしても見劣りしないステージパフォーマンスを披露し、存在感を強く出していたことも印象的で、それはプロデューサーさんにとっても新たな発見として受け入れられたようにも思う。

  • 2日間の最後を締めくくった「お願い!シンデレラ」

 最後のあいさつで、ときには充実感いっぱいに、時には感極まりながら出演者が総じて口にしていたのは、声を担当するアイドルへの並々ならぬ愛着や、ステージに立てたことの喜びと感謝の言葉。架空世界のキャラクターでも輝かせるのは人であると改めて感じるとともに、出演者もプロデューサーさんも今回のテーマでもある“笑顔”に満ちあふれており、それが新たな展開へとつながる第一歩だと思った次第だ。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]