うるるは11月25日、在宅ワークにとらわれない「空き家情報収集」や「覆面調査」、「座談会・インタビュー」、「配送業務」などの仕事を依頼できるサービス「シュフティ外出」を開始した。
同社が運営する「シュフティ」は、2007年にサービスを開始した主婦向けクラウドソーシングサービス。再就職を目指す主婦や育児中も事務職などで働きたいと考える主婦が、PCやスマートフォンを使って「クラウド事務職」として働くことを実現する、主婦向けの在宅ワークマッチングを行ってきた。最近では屋外での仕事の要望も増えてきたことから、今回新たなカテゴリとして「シュフティ外出」を設定したという。
シュフティ外出では、一軒家やマンションの空き家物件の写真を撮影して納品する「空き家情報収集」、飲食店や企業の面接などに覆面調査員として参加してフィードバックをする「覆面調査」、メーカーや企業の指定する場所で商品やサービスの説明を受け意見交換をする「座談会・インタビュー」、インターネット通販の会社が発注元となり集荷拠点から指定の住所まで配達する「配達業務」の4つが主な業務となる。そのほかには、ハウスクリーニングや買い物代行、犬の散歩代行などがある。
同社はこの数年、自治体の一人親支援事業などで在宅ワークの啓蒙普及に努めてきたほか、2014年には業界初の在宅ワークお仕事スマホアプリ「シュフティ」やリアルな物品納品の内職マッチングができる「内職機能」をリリースするなど、在宅ワークサービスを拡充。2015年1月には記事作成特化型の「サグーワークス」との連携により月間10万件以上のタスク型の仕事の提供を可能にするなど、仕事マッチングのプラットフォーム化を進めている。
5月にはAPI公開し、パートナー企業との連携やサービスの拡充をしながら、主婦を中心とする在宅ワーカーと企業のより良い仕事マッチングの機会を創出している。今後は、「シュフティ外出」を通じて、全国25万人のワーカーがいる強みとインターネットの特性を生かし、地域ごとのリアルな仕事のマッチングの場を提供するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」