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ロール状の太陽電池を引き出して充電する「HeLi-on」--携帯性と発電効率を両立

 太陽光でスマートフォンを充電するモバイルグッズは、どれを選べばよいか迷うほどたくさんある。しかし、発電効率が高いものは携帯性が悪く、持ち運びやすいものは充電に時間がかかるなど、決め手に欠ける。

 そこで、携帯性と発電効率を両立させたモバイル太陽電池「HeLi-on」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中だ。


携帯性と発電効率を両立(出典:Kickstarter)

 HeLi-onは、11.3×3.6×2.8cmのほぼ円筒状をしたコンパクトなデバイスで、ズボンのポケットや鞄に入れて持ち歩きやすい。シートタイプの太陽電池がロール状に丸めて収納されていて、必要なときに引き出して使う。


ロール状の太陽電池を引き出して使う(出典:Kickstarter)

 太陽光パネルを長いシートにすることで、大きな面積を確保した。一般的なスマートフォンであれば、直射日光のもとで2時間から3時間あれば充電できるという。

 HeLi-onはリチウムイオンバッテリを搭載しており、内蔵バッテリにあらかじめ充電しておくと曇りや夜などの際にモバイルバッテリとして使える。容量は2600mAhあり、非常用としては十分だろう。

 内蔵バッテリは太陽光だけでなくUSBからも充電できるので、曇りが続いても心配いらない。


モバイルバッテリとしても使用可能(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2016年1月8日まで。目標金額の50万デンマーククローネに対し、記事執筆時点(日本時間2015年11月19日11時)で約49万2000デンマーククローネの資金を集めている。

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