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Netflix、オープンソースのクラウド管理ツール「Spinnaker」をリリース

Rachel King (ZDNet.com) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2015年11月18日 12時41分
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 オンライン動画大手のNetflixは米国時間11月16日、Google、Microsoft、Pivotalと共同開発した新しいオープンソースプロジェクト「Spinnaker」をリリースした。

 Spinnakerは、「Asgard」に代わるものとして開発が始まってからすでに1年以上が経つ。Asgardは、Amazon Web Services(AWS)のクラウドリソースを管理することを目的とした、Netflixの以前のモデルだ。

 AWSの顧客であるNetflixは、2015年9月にAsgardの終了について詳細に説明していた

 Netflixは、ソフトウェアの変更をリリースできるオープンソースベースの「Continuous Delivery」(継続的デリバリー)プラットフォームとして、Spinnakerをアピールしている。

 Netflixが大きな違いとして強調したのは、Spinnakerがマルチクラウドプラットフォームであり、エンジニアはこれを基盤にして2つのクラウドプロバイダーに同時にデプロイメントを実行できるという点だ。

 Netflixでデリバリーエンジニアリング担当マネージャーを務めるAndy Glover氏は、11月16日のブログ投稿で次のように説明した。「Spinnakerは、デリバリープロセスを表すパイプラインの作成を促進するもので、このプロセスは一部のデプロイ可能な資産(マシンイメージ、JARファイル、Dockerイメージなど)の作成で始まり、デプロイメントで終えることができる」

 Googleでエンジニアリング担当マネージャーを務めるRick Buskens氏は、別のブログ投稿で、これらのパイプラインはワークフローの枠を越えて再利用できると付け加えた。

 Spinnakerは、「Google Cloud Platform」のほかにも、AWSおよび「Cloud Foundry」上でクラスタのデプロイメントと管理をサポートする。

 Netflixによると、「Microsoft Azure」のサポートは「鋭意作業中」だという。

 Spinnakerは、「手間いらずの設定」と説明されており、GitHub上でアクセス可能になっている。Netflixの説明によると、AsgardとSpinnakerの間の変更はすべて互換性があるため、両プラットフォーム間で資産を移行する必要はないという。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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