スマートフォンと連携してさまざまな機能を提供するスマート目覚まし時計は、たくさん存在する。そのなかでも、今回紹介する「Beddi」は多機能なためかクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で多くの資金を集めている。
Beddiは、iPhoneやAndroidスマートフォンと連携するスマート目覚まし時計。目覚まし時計として使えるのは当然として、FMラジオ、Bluetoothスピーカー、USB充電器のほか、音楽ストリーミングサービス「Spotify」聴取、ハイヤー配車サービス「Uber」利用など、20種類以上の機能を備える。
まず、夜、ベッドに入るときは、Beddiで海や森、雨、換気扇といった環境音を流して入眠を手助けしてくれる。もちろん、Spotifyで音楽を聴きながら寝ることも可能だ。
朝になると、目覚ましをセットした時刻の5分前から徐々にライトの明るさを強め、自然に起きられるようにする。目覚ましの音として、Spotifyのプレイリストも選べる。目覚まし時刻は、スマートフォンと自動的に同期される。「Google Maps」の地図情報、交通情報、天気予報などは、スマートフォンの画面に表示するので、出かける前の準備がしやすい。
Beddiには各種機能を割り当てられるスマートボタンがあり、例えば外出前にボタンを1つ押すだけでUberの配車を依頼するよう設定できる。スマートボタンの数は3個で、それぞれシングルクリック、ダブルクリック、長押しの3種類の操作が区別可能で、合計9種類の機能がボタンで呼び出せる。
そのほかに、各種スマートデバイスやスマートホームシステム「Nest」「Philips Hue」などとも連携する。Beddiのアラームに合わせてコーヒーを淹れたり、部屋の照明を明るくしたりといった動作が実現できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月3日まで。記事執筆時点(日本時間11月16日13時)で、目標金額2万5000ドルの4倍を超える約10万8000ドルの資金を集めている。
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