6軸の自由度に対応する本格的な小型ロボットアーム「7Bot」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した。性能だけでなく、350ドルという安さも魅力だ。
7Botは、6自由度のロボットアーム。アルミニウム製ボディ、金属製のデジタルサーボ高トルクモーター、堅牢性、信頼性など、産業用ロボットに近い性能を備えるという。
制御は、C言語とC++言語用のAPIを介してプログラミングできる。プログラミングの知識がなくても、手で動かしたアームの動きを再現させたり、接続した別の7Botに動きを真似させたりすることも可能。Microsoftの「Kinect」センサを使うと、手の動きをリアルタイムにトレースさせられる。
USBカメラを接続すると、画像認識で物体の色に応じた動きをするようにできる。例えば、いろいろな種類の混じった果物の中から黄色いレモンを見つけて取り出すことや、以下のデモのように鉄琴の叩く音を流れてくるブロックの色に合わせて変えることなどの制御が考えられる。
複雑なプログラムを組めば、人間相手にチェスをプレイさせたり、絵を描かせたりして楽しめる。2台組み合わせれば、さらに複雑な動作を実行させられる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月10日まで。記事執筆時点(日本時間11月9日11時)で、目標金額5万ドルの5倍を超える約28万ドルの資金を集めている。
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