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Shure、コンデンサ型の常識を打ち破るイヤホンシステム「KSE1500」

加納恵 (編集部)2015年10月22日 17時31分
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 Shure Japan Limitedは10月22日、コンデンサ型高遮音イヤホンシステム「KSE1500」を発表した。あわせて、ポータブルリスニングアンプ「SHA900」もラインアップする。

 KSE1500は、アンプ部とイヤホン部から構成されるイヤホンシステム。高遮音性イヤホンにコンデンサ技術を適用した初のモデルとなり、MicroDriverを1基搭載する。


「KSE1500」と付属品

 AC電源による駆動や大型ドライバが必要だった従来のコンデンサ型モデルに比べ、ポータビリティを意識した小型モデルに仕上げていることが特徴。2007年に開発をスタートし、商品化までに約8年を費やした。

 イヤホン部には、ほぼ無質量の振動板を採用し、超小型ドライバを作成。限りなく速く、忠実に入力してきた音を再生できるとしている。再生周波数帯域は10Hz~50kHzで、96kHz/24bitのハイレゾ音源再生にも対応。DSDには対応していない。

 アンプ部は、専用のリチウムイオン充電池で駆動し、4バンドパラメトリック・イコライザーを装備。USB DAC機能も搭載する。PC、Mac、iOS、Androidとの接続が可能で、Micro-Bライトニング、Micro-B OTG、Micro-B USBケーブルを付属する。

 サイズは高さ111mm×幅59mm×奥行き21mmで、重量約182g。従来、楕円形のケーブルを使うのが一般的とされていたが、持ち運びを重視し、丸型ケーブルを採用。ケーブルの開発だけでも約3年をかけたとしている。発売は12月末から2016年1月を予定しており、想定税別価格は36万円前後になる。

  • KSE1500

  • コンデンサ型ドライバ

  • ポータブルアンプの内部構造

  • 「SHA900」

 あわせて、KSE1500のアンプ部のみとなるポータブルリスニングアンプ「SHA900」も発売する。KSE1500同様に、DAC機能を備え、バンドパラメトリック・イコライザーも装備する。KSE1500ではブラックカラーを採用しているが、SHA900はシルバーを採用する。発売は11月中旬。想定税別価格は12万円前後になる。

  • 「SE846」のカラーバリエーション

 また、4基のMicroDriverを搭載したイヤホン「SE846」にカラーバリエーションを追加。現行カラーのクリアにブルー、ブラック、ブロンズの3色を追加する。カラーバリエーションの発売は11月下旬。想定税別価格は10万9800円前後になる。

 Shureのワイヤード・カテゴリー・ディレクターであるMatt Engstrom(マット・エングストローム)氏は「Shure社内においても数年に及んで極秘で開発された」と当時を振り返る。ワイヤード・カテゴリー・プロダクト・マネージャーのSean Sullivan(ショーン・サリバン)氏も「エンジニアがプロトタイプを持ってきた時、今まで聞いたことのないような音を聞くことができた。時間はかかるがやる価値があると感じた」とコメントした。


左から、Shureのワイヤード・カテゴリー・プロダクト・マネージャーのSean Sullivan氏とワイヤード・カテゴリー・ディレクターであるMatt Engstrom氏
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