MESH projectは10月22日、東京・お台場の日本科学未来館で開催中の「デジタルコンテンツEXPO 2015」で、新しい3種類のMESHタグと、iPhoneで動作するMESHアプリを発表した。MESH projectは、ソニーの新規事業創出プログラムによる新規事業のひとつだ。
MESHは、無線でMESHアプリとつながる小さなブロック形状の電子タグ。“動きセンサ”やライト、ボタン、“明るさセンサ”などの機能をもち、さまざまなものと組み合わせることで、IoT(Internet of Things)を活用した仕組みを作れるという製品だ。
これまでも、「Move(動き)タグ」「Button(ボタン)タグ」「LEDタグ」「GPIOタグ 」があったが、さらに「Motion(人感)タグ」「Brightness(明るさ)タグ」「Temperature & Humidity(温度・湿度)タグ」の3種のMESHタグを追加した。これにより、人の動きや明るさ、温度や湿度など空間の情報と連携した仕組みをユーザーが簡単に実現できるようになるという。
なお、Motionタグは、検知エリア内(目安として2~3m以内)に反応があった場合にアクションを起こせる製品。Brightnessタグは、周囲の明るさの変化をスイッチとして利用できる。Temperature & Humidityタグは、温度や湿度が変化した時の通知など、周りの温湿度の変化をスイッチにできる。
これら新規に追加されたMESHタグは、ソニーが運営するウェブサイト「First Flight」で同日から購入の予約を受け付けている。価格は各6980円(税込)。
さらに、MESHタグと組み合わせて利用するMESHアプリが、iPadに加え、iPhoneとiPod Touchにも対応する。これにより、iOS8.0以降を搭載したiPad(第3世代)、iPad mini、iPhone 4S、iPod Touch第5世代以降のiOSデバイスでアプリが利用できるようになる。iPhone、iPod Touch向けのMESHアプリは近日公開予定だとしている。
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