しゃれた外観の「Android Wear」搭載スマートウォッチがまた1つ登場した。「Fossil Q Founder」と名付けられたこのスマートウォッチは、円形のディスプレイに旧来の腕時計と同様のラグ(腕時計本体とバンドをつなぐ金具)を備えている。また、報道機関向けの写真には見当たらないが、Fossil Groupが以前に公開した写真には、時計盤の下の方に奇妙な黒い帯があった。この部分には、ディスプレイの明るさを自動調節するための周辺光センサが埋め込まれていると思われる。
Q Founderは、Intel製プロセッサを搭載した初のAndroid Wearスマートウォッチだ。今のところ、Android Wearスマートウォッチは、クアッドコアのQualcomm製「Snapdragon 400」プロセッサを搭載しているものが大多数を占めている。
Q FounderはAndroid Wearを搭載しており、iPhoneとAndroid端末の両方に対応している。着信、テキストメッセージ、電子メール、予定などの通知が手首に装着した同スマートウォッチ上で確認できるようになる。また、カスタマイズされた「Google Now」のカードを利用して、天気やスポーツニュース、交通情報などの各種情報を見ることができる。ただし、携帯電話の通信機能は搭載していないため、すべての機能を利用するには、Bluetoothでスマートフォンと接続できる距離にあるか、あるいはWi-Fiに接続する必要がある。
Q Founderは米国でホリデーシーズンに出荷され、価格は275ドルからになるという。また、スチール製のブレスレットスタイルのモデルも発売されるようだが、価格は未定だ。なお、米国外での価格や発売時期に関する情報は、発表されていない。
Q Founderに加え、「iPhone」および「Android」端末と連携して利用できるデバイスのラインアップも発表されている。まずはフィットネストラッカーの「Q Reveler」と「Q Dreamer」があり、それぞれ男性向けと女性向けとなっている。もう1つは腕時計の「Q Grant」で、従来型の時計を模したデザインながら、フィットネス関連の活動を追跡したり、穏やかなバイブレーションでユーザーに通知したりする機能を持つ。
Q RevelerとQ Dreamerは、10月25日から125ドルで発売される。Q Grantも同日に発売が開始され、価格は175ドルからだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」