Klipsch、Xシリーズ一新--ハイレゾ対応含む4機種を発表

 フロンティアファクトリーは10月21日、米「Klipsch(クリプシュ)」ブランドのインナーイヤー型ヘッドホンに、ハイレゾ対応の最上位機「X20i」を含む4機種を発表した。発売は11月中旬。

  • 「X20i」

 発表されたのは「X20i/X12i/XR8i/X6i」の4機種で、いずれもマイク付きリモコンを付属し、音楽を聞きながら通話にも対応する。

  • 「X12i」

 最上位機となるX20iは、新開発の「KG-125」スーパートゥイータと「KG-926」ウーファのバランスドアーマチュア型ドライバ搭載し、40kHzまでの周波数に対応。ハウジングには、軽量かつ腐食に強いサージカルステンレスを採用する。MMCXコネクタにより、ケーブルは脱着が可能。発売時期は未定だが、バランスモードタイプのケーブルもリリースする予定だ。店頭想定価格は7万2800円前後になる。

  • 「X8i」

 X12iは、「X10/X11i」を継承した、シングルドライバモデル。KG-926のバランスドアーマチュアドライバを1基搭載する。ハウジングは直径約6mmの極小サイズで、5つの異なるサイズのイヤーチップ「Oval Ear Tips」を同梱する。想定税別価格は4万5800円前後。

  • 「X6i」

 XR8iは、バランスドアーマチュアドライバとダイナミックドライバを搭載したハイブリッドモデル。楕円形のボディに中心軸をずらして斜め上に向けて取り付けられたノズルにより、小型モデルような装着感が得られるという。内耳部分には装着感を重視した亜鉛ダイカスト、外耳部分には柔らかな接触感を重視したエラストマー複合材を採用した二重構造で、長時間のリスニングでも疲れにくいとしている。想定税別価格は3万6800円前後。

 X6iは、フルレンジのバランスドアーマチュアドライバを備えたエントリー機。スリムな楕円形状を採用し、耳の輪郭に沿って自然な挿入を実現する。XR8i同様に二重構造ハウジングを採用する。想定税別価格は2万7800円前後。

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