メドピアとクリニカル・プラットフォームは10月19日、資本業務提携を締結したと発表した。診療所を中心とした医療現場のICT化を推進することで、医療従事者の業務負担を減らし、医療の質と患者の満足度の向上を図るという。
メドピアは、医師専用のコミュニティサイト「MedPeer」を運営。医師の集合知によって、医師の診療と企業の医師向けマーケティングを支援している。
一方、クリニカル・プラットフォームは、医療従事者がより医療に専念できる環境をクラウド上に構築する、100%クラウド型診療プラットフォームを提供している。
業務資本提携により、メドピアは、MedPeerの集合知と臨床現場における医師の思考過程、処置・処方結果が記録されるクラウド型電子カルテ「クリプラ」の診療データを合わせ、実際の医療現場で医師を支援する独自の医療システムサービスの構築を目指すという。
また、MedPeerを通じて、クリプラの販売プロモーションを支援するとともに、医療現場のICT化を啓蒙する取り組みを企画、実施するとしている。
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