USENとヤマハは10月15日、日本語の店内放送に、外国語アナウンスをつけたり、多言語化された文字情報をスマートフォンで提供したりできる「おもてなしガイド」の普及向け、共同検討を開始したと発表した。
今回の共同検討は、日本語のわからない訪日外国人観光客や店内アナウンスが聞こえにくい高齢者、聴覚障害者に向け、安心かつ安全に買い物や旅行が楽しめるように提供するもの。
ヤマハが開発した、おもてなしガイドとUSENのチェーン店向け専用放送とコメント放送サービスを共同展開することで、普及を目指す。
おもてなしガイドは、日本語のアナウンスを流すだけで、自動的に外国語アナウンスをつけたり、多言語化された文字情報をユーザーのスマートフォンに提供できたりする、ヤマハの新システム。アプリで提供できるため、設備を入れ替えずに使用でき、翻訳情報が必要のない人には、通常の音声アナウンスとして提供できる。
今後は、USENの店内放送導入店舗で、おもてなしガイドに対応したアナウンスの放送を可能にし、店内でインターネット接続していないユーザーのスマートフォンにもあらかじめ登録した情報やアナウンス内容を、日本語と多言語化された文字情報として店内放送に連動する形にで提供できるよう、検討を進めていく。
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