サーフィンは大自然に立ち向かうスポーツ。ハワイやポリネシアなどで行われていた宗教的な儀式を起源とすることもあり、科学と対極に位置する活動のように感じる。五感をフルに働かせなければ、偉大な波を征服して陸まで無事に戻ってくることなどできない。
しかし、ウェアラブル技術という現代の第六感の力を借りても、サーフィン道から外れはしないだろう。そこでクラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中の、サーファー用リストバンド型トラッカー「Glassy Zone」を紹介する。
Glassy ZoneはGPSに対応しており、サーファーが腕に着けてサーフィンをすると乗った波の数、移動経路、時間、距離、速度などを自動的に記録するスマートデバイス。
ライディングを客観的に振り返ることで、サーフィンの上達に繋げられる。そして、波の数を数える手間が省ける。
良い波が立っているポイントを探すには、サーフィン仲間と波情報を交換する機能が役立つ。また、ちょうどいい波はいつ来るかわからないので、風などの情報から今後の波の大きさや間隔を予測する“波予報”を利用しよう。
Glassy Zoneは、サーファーのコンディションを良い状態に保つ機能も備えている。まず、紫外線の浴び過ぎを防ぐため、許容量に近づくとLEDが光って警告する。さらに、寝るときも着けておくと、睡眠状況を記録しつつ監視し、寝覚めの用意タイミングで起こしてくれる。
Indiegogoでの目標金額は3万5000ドル。記事執筆時点(日本時間10月15日12時)で約1万4000ドルの資金を集めている。
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