ダンボーやIngressコラボのモバイルバッテリで知られるcheero(ティ・アール・エイ)は10月8日、不眠に悩む人や質の高い睡眠を取りたい人のための睡眠導入マネージメント製品「Sleepion(スリーピオン)」をクラウドファンディング「Makuake」で予約販売を開始すると発表した。
Makuake価格は2万3800円(税込・送料込)で、初回1000台は1万9800円(税込・送料込)で販売する。同日11時からウェブサイトで受け付ける。商品の納入は12月中旬〜2016年1月中旬を予定している。
Sleepionは、睡眠の導入に最適な光を放ち、ヒーリングサウンドを奏でるアロマ機能付きスピーカだ。枕元に設置することを想定したもの。睡眠障害の改善を30年以上研究してきた、大阪府立大学名誉教授で医学博士の清水教永氏とモノ作りのプロが結成し、作り上げた製品だ。
睡眠障害の改善に有効な“音・光・香”の3つの要素が1つで得られる。音は12種類の胎内回帰サウンドを内蔵する。スピーカは小さい音でも心地よく奏でるための工夫をしているという。香りは付属するアロマ3本セット(ゼラニウム、ヒノキ、ラベンダー)の中から好きなものを選んだり混ぜたりし、付属のアロマストーンに染み込ませて本体にセットする。
Cheeroがなぜ睡眠改善の製品をリリースするのか。ティ・アール・エイ代表取締役の東享氏は、「運動量や睡眠が測定できる機器が流行ったが、データを取得した後に対処する方法がなかった。たとえ深く眠れていないことが分かっても改善できないと意味がないのではないか。不眠を改善したいと思った」と説明する。
東氏の周りでも、話をしてみると幅広い層で睡眠に悩む声があったという。「眠れない人を救いたい」「人の役に立つモノづくり」をコンセプトに、音・光・香の3要素の組み合わせで、睡眠障害の改善のための機器を開発したと明かした。
開発者の紹介や導入による改善の検証結果などは、随時Makuakeのウェブサイトで紹介するとしている。
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