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IBM、「Watson」開発者向けサービスの新機能など発表--サンフランシスコに新拠点開設も

Rachel King (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2015年09月25日 11時57分
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 数年前に生まれたばかりの「IBM Watson」は、日々成長して(そして賢くなって)いるが、今度は新しい「おもちゃ」を携えて新しい都市に引っ越そうとしている。

 その新たなおもちゃ(あるいはツール)とは、「IBM Watson Developer Cloud」の新機能と、画像認識のためのコグニティブコンピューティングAPIだ。

 すでに存在する顔認識および画像認識をサポートするAPIから作られた「IBM Watson Visual Insights」サービスは、開発者がソーシャルメディアの画像や動画から知見を得るアプリを構築することを可能にする。

 IBMはこのテストモードのVisual Insightsをリリースした際、Watson APIのポートフォリオは、この20カ月で50以上のテクノロジを利用した25以上のサービスを提供できるまでに成長したと述べている。

 IBMはまた、WatsonのAPIと、さまざまなクラウドおよびモバイルプラットフォームのあらゆる形態のデータを結びつけるツール群である「IBM Watson Knowledge Studio」も発表した。これによって、Watsonのアプリ開発プロセスはさらに簡単になるという。

 また同社は、テクノロジ業界の中心であるサンフランシスコのシリコンバレーの近くに新たな拠点を開設することで、開発者にアピールしようとしている。

 IBMが開設するこの新拠点は、Watsonとコグニティブコンピューティングに関するあらゆることを扱うもので、Watsonの商用利用やサードパーティーによる開発を促進するため、対話式のラボを開設し、ワークショップ、セミナーなどが実施される。

 サードパーティーによる特定業界向けアプリの例としては、IBMと料理雑誌である「Bon Appetit」が協力して開発したアプリ「Chef Watson」がある。このアプリは、ベータテスト後の改良を経て、2015年に一般公開された。

 このテクノロジに詳しいグルメ向けのオンライン料理アプリは、アルゴリズムやユーザーの好み、そして一般に知られているよい食材の組み合わせなどを通じて、1万以上のレシピから新たな料理を生み出す。

 IBMは、この新たな拠点が、Watsonが持つ機械学習のパワーに対する認知度を高め、ユースケースを拡大できる、より創造的な応用例や、特定分野向けのアプリの誕生につながることを期待している。

 2016年にオープンするこの拠点には、「MobileFirst for iOS」を担当するIBMグローバルビジネスサービス部門のチームや、「Cloud Ecosystem」のチーム、IBM Design StudioのSpark Technology Centerなど、ほかの部門も置かれる予定だ。

提供:IBM
提供:IBM

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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