9月4日から6日まで、東京・科学技術館ならびに日本武道館にて、初音ミク「マジカルミライ 2015」が開催された。
このイベントは、クリプトン・フューチャー・メディアが開発した歌声合成ソフトであり、バーチャル・シンガーとしても展開されている初音ミクを取り巻く創作文化の発信を目的としたもの。企画展とライブの併催で、2013年に初めて開催。3回目となる今回は科学技術館で企画展、日本武道館でライブを開催した。
企画展では、関連各社や団体がブースを出展し、初音ミクに関連したさまざまなものを展示や販売を行った。特にソニー・コンピュータエンタテインメントは、PS4向けバーチャルリアリティ(VR)システム「Project Morpheus」(プロジェクトモーフィアス)で、初音ミクのVRライブが楽しめる「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project: VR Tech DEMO」を、国内では初めて一般向けに公開した。
ライブは、4日と5日で3公演を実施。立ち見が出るほど満員となった会場で、初音ミクはもとより、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOといったバーチャル・シンガーたちが登場。数々の新曲やイベントテーマソング「Hand in Hand」など全27曲を披露し、約2時間強のライブは大歓声に包まれたものとなっていた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス