Cerevoは9月4日、スマート、スポーツ向けブランド「XON(エクスオン)」の新製品として、スポーツアクションカメラ「REC-1(レックワン)」とヘッドセット「BONE-1(ボーンワン)」を開発したと発表した。1月に発表した「SNOW-1(スノウワン)」と組み合わせて使用できる。独ベルリンで開催されている「IFA 2015」にて展示している。
SNOW-1は、Bluetoothモジュールと各種センサを搭載したスノーボード・バインディング。スノーボーダーの荷重のかけ具合や重心位置を計測できるほか、加速度センサとジャイロセンサによって、スノーボードがどんな角度、角速度になっているかを検出できる。取得をしたデータはスマートフォンへ転送され、専用アプリで確認することが可能だ。
REC-1は、無線LAN機能を搭載したアクションスポーツカメラ。SNOW-1に装着して滑ることで、スノーボーダー視点で撮影した動画と、SNOW-1で測定したデータを重ね合わせて表示できる。
1080p/60fpsで動画記録ができ、記録メディアはmicro SDを使用。IPX4の防水性能も備える。動画の再生は無線LAN経由でのストリーミングに加え、録画データをスマートフォンに取り込むことで、本体内でのローカル再生も実現。単体での撮影機能も搭載する。
サイズは高さ37mm×幅31mm×奥行115mmで、重量約120g。販売価格は299ドル前後としており、日本国内での価格は未定だ。
BONE-1は、Bluetooth接続による骨伝導型のワイヤレスヘッドセッド。SNOW-1の専用アプリと連携することで、SNOW-1で測定したデータのフィードバックをリアルタイムで音で通知できる。首掛け型のため、ゴーグルなどで邪魔せず装着ができ、耳の穴もふさがないため、周囲の音も確認しながら滑ることができる。
単体のヘッドセットとしても使用ができ、ランニングやサイクリングでの使用にも最適としている。サイズは高さ30mm×幅140mm×奥行150mmで、重量約40g。販売価格は169ドル前後としており、国内での価格は未定だ。
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