パイオニアは、1979年から2009年まで製造、販売していたレーザーディスク(LD)プレーヤー3機種が、独立行政法人 国立科学博物館の2015年度「重要科学技術史資料」に登録されたと発表した。
重要科学技術史資料は、愛称「未来技術遺産」として、生活、経済、社会、文化の在り方に影響を与えた科学技術史資料の保存と科学技術を次世代へ継承していくことが目的の登録制度。2008年度から実施しており、2014年度までに184件が技術遺産として登録されている。
登録されたのは、1979年に発売された世界初の業務用LDプレーヤー「PR-7820」、1983年に発売された世界初の半導体レーザーを使用した家庭用LDプレーヤー「LD-7000」、1984年に発売された世界初のLD/CDコンパチブルプレーヤー「CLD-9000」の3機種。後に生産された光ディスク関連製品の開発に大きく寄与したことが評価され、登録にいたったという。
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