PayPalによると、世界の成人を対象とした最新の調査は、友人同士や家族間での少額の借金は未返済分だけで510億ドルを上回る規模であることを示唆しているという。
PayPalは米国時間9月1日、モバイル向けに最適化された決済プラットフォーム「PayPal.me」のリリースを発表した。お金を貸した相手に返済を求める際のいざこざや気まずさをなくすことが狙いだ。
Squareの「Cashtags」と同じく、PayPal.meは、カスタマイズされた短縮URL(例えば、paypal.me/johndoeなど)を利用し、ユーザーはこのURLをテキストや電子メール、インスタントメッセンジャー、ブログ、ソーシャルメディアを介して相手と共有することができる。受信者はリンク先のポータル画面に移動し、そこからPayPalにログインして未払い額を入力後、送金する。
PayPal.meで厄介なのは、ユーザーがPayPalのアカウントを持っている必要があることだ。この点はSquareのCashtagsと異なる。送金元のユーザーがPayPalの登録ユーザーでない場合は、別のポータルにリダイレクトされ、直ちにアカウントを登録することができる。
PayPal.meは18カ国(米国、ドイツ、英国、オーストラリア、カナダ、ロシア、トルコ、フランス、イタリア、スペイン、ポーランド、スウェーデン、ベルギー、ノルウェー、デンマーク、オランダ、スイス、オーストリア)で利用可能であり、瞬時にアクセスできるグローバルな顧客基盤となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス