「シェアアプリ」は、Androidのスマホやタブレットにインストールされているアプリの情報またはAPKファイルを書き出せるアプリだ。アプリ名やストアのURLを書き出すか、あるいはAPKファイルそのものをバックアップすることにより、他人にそのアプリをおすすめしたい場合や、再度そのアプリをインストールしたい場合などに役立つ。
本アプリを起動すると、Androidスマホやタブレットにインストールされているアプリがずらりと表示される。その中から必要なアプリにチェックを入れ、画面下段の共有リンクもしくは共有APKのいずれかをタップすると、共有のためのメニューが表示されるという流れだ。
共有リンクでは、アプリの名称、バージョン、ダウンロード元のGoogle PlayストアのURLがテキスト情報で書き出せる。これをメールやSMSアプリで書き出すことで、友人におすすめする場合に役立つほか、機種変更時などにおいて、手動での再インストール時に重宝するというわけだ。
もうひとつの共有APKでは、プログラムの元ファイルであるアプリのAPKファイルを直接バックアップできる。Dropboxなどのオンラインストレージに書き出しておけば、万一新しいバージョンでアプリの動作が不安定になったり、あるいはストアでの配信が中断された場合でも、バックアップしておいたAPKファイルから再インストールができるというわけだ。共有リンクボタンをタップした段階でいったんローカルに書き出されるのだが、そのデータが保持されている間はアプリ一覧上で色が変わるので、どのAPKファイルが保持されているか見分けやすい。
同種のアプリは以前紹介した「MyAppSharer」などいくつかあるが、本アプリはリストの一覧性が高く、またソート機能が充実しているため多数のアプリをインストールしている環境でも目的のアプリを探しやすいこと、また(多少の違和感はあるが)メニューが日本語化されているのが強みだ。システムファイルを書き出せるのも利点のひとつだが、デフォルトでは表示がオンになっており、あまりにアプリ数が多いことからリストが見づらくなるため、不要であればチェックを外してやるとよいだろう。
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