3Dプリンタは現在のところ、一部の人が所有してクールでユニークなものを作る周辺機器である場合がほとんどだ。フィギュアや部品であったり、ときには中に入ったきのこが育つ風変りなスナック菓子が作られていたりする。
もっとも、3D印刷はわずか5年で大きく進歩を遂げた。創造的な人が、3Dプリンタを利用してさまざまな問題を解決して役に立とうとしているのを目にすることも増えている。
3Dプリンタは、クッキーを作り出すだけのものではなく、医学的用途として解釈されるようにもなるだろう。臓器、骨移植片、義手(あるいは、水かきのある足やカメのくちばし)といったものまでが3D印刷されるようになっているのだ。
愛好家に限らず、きちんとした組織までもが、3Dプリンタやさまざまな3D素材(例えば、普通のプラスチックポリマーではない金属など)を導入し、特別で文化的な意義もある見事な作品を製作するようになるだろう。はね橋などはその一例だ。
可能性は正に無限大に広がっている。今はその始まりにすぎない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス