[ウェブサービスレビュー]手に取るようにサイズが分かる--「モニター画面に正確な原寸大/実物大を表示」

オカモトラボ
内容:「モニター画面に正確な原寸大/実物大を表示」は、硬貨や用紙、液晶画面などさまざまな物のサイズを、ディスプレイ上で正確に把握できるサービスだ。閲覧中のディスプレイについての情報を入力することで何ピクセルが何ミリに相当するのかを算出し、指定された物が画面上に実寸で表示されるよう調整してくれるので、寸法しか分からない物のサイズを把握するのに重宝する。
  • トップページ。まず最初にディスプレイの情報を入力する。メーカー名や型番からインクリメンタルサーチで絞り込めるので探しやすい

  「モニター画面に正確な原寸大/実物大を表示」は、硬貨や用紙、液晶画面などさまざまな物のサイズを、ディスプレイ上で正確に把握できるサービスだ。閲覧中のディスプレイについての情報を入力することで何ピクセルが何ミリに相当するのかを算出し、指定された物が画面上に実寸で表示されるよう調整してくれるので、寸法しか分からない物のサイズを把握するのに重宝する。

 利用にあたっては、まずディスプレイ情報を入力する必要がある。これにより、画面上の何ピクセルが何ミリに相当するのかが計算され、さまざまな物が画面上で実寸表示できるようになる。ディスプレイの情報は、用意されたメーカー/型番一覧から選択する方法のほか、定規を当てて測った横幅を手入力する方法、ディスプレイのインチ数を入力する方法が用意されている。

 ディスプレイ情報が正しく設定されれば、あとは左列のリストに並ぶ硬貨や用紙、液晶画面などさまざまな物をクリックするだけで、中央のウィンドウにそれらが実寸サイズで表示される。向きは3方向を切り替えられるほか、実寸法も表示されるので、数値を知りたい場合にも役立つ。

  • ディスプレイが一覧にない場合、画面の横幅を測って入力してもよい

  • インチ数から逆算することも可能。横幅を入力する場合もそうだが、JavaScriptで取得したピクセル数と合わせてディスプレイの情報を割り出しているのではないかと思われる

  • ディスプレイの情報が登録され、物の大きさを実寸で表示できるようになった。ちなみに背景の水色の方眼は1センチ刻みとなっている

  • 左列のリストをクリックするとその物の実寸が画面上に表示される。下段には幅×奥行き×高さの具体的な値も表示される。ちなみにこれはiPhone 6の正面図

 またこの下段から寸法を手入力することで、任意のサイズを画面上に表示できるので、リストにない物の実寸サイズも知ることができる。これら寸法は「【幅】&h=【高さ】&l=【奥行】&s=【形状】」というパラメータで書き出せるので、SNSで共有するのも容易だ。SNSに投稿するための専用フォームも用意されている。

 画面左列のリストの並び順がまったくのランダムで雑然としているのと、幅×奥行き×高さの情報がそろっていながら3D表示に対応しないのが惜しいが、物の実寸を手軽に知れるのは大きな利点だ。身近なところでは、新しくリリースされた製品の寸法表示をこのサイトで入力して、どのくらいの大きさなのかを把握する用途などに活用できるはずだ。

  • 正面からだけではなく、横および上から見た実寸も表示できる。ちなみにそれぞれの面は青、赤、緑と配色が切り替わる

  • Amazonに登録されている商品サイズおよび包装サイズを表示する機能もある。アフィリエイトの副産物だろうが、機能としては面白い

  • F100号を超えるキャンバスなど、縦横がともに1メートルを超える物もリストに登録されているが、それらも手加減はいっさいなく、原寸で表示される。もちろん縮小機能もない

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