海外旅行は楽しいけれど、重い荷物を持って広い空港内を移動するのは大変。でも、クラウドファンディングサービスKickstarterで見つけた乗って走れるスーツケース「MODOBAG」があれば、移動そのものが楽しくなりそうだ。
MODOBAGは、手荷物として機内持ち込み可能な22×9×14インチ(約56×22×35cm)サイズのキャスター付きスーツケースにモーターを組み込み、人間が乗って移動できるようにしたもの。時速8マイル(時速約13km)まで出せて、歩く3倍の速度で移動できるという。
体重180ポンド(約82kg)の人なら1回の充電で5マイル(約8km)走行可能。最大で体重260ポンド(約118kg)の人まで乗れる。
USBポートを2つ備えており、移動しながらスマートフォンやタブレットなどを充電できる。バッグの側面にスマートフォン、タブレットを入れるためのポケットも設けられている。
さらにMODOBAGは、GPSに対応し、スマートフォンと連携する高度な機能も備えている。移動ルートを記録しておいて後から旅行を振り返って楽しむだけでなく、置き引きされてスマートフォンから離れると警告を発するなどの防犯効果も期待できる。
一般的な大きさのスーツケースにモーターやバッテリなどを組み込んでいるが、全容積の85%が収納に使えるようになっており、34.5リットルの収容力がある。重さは19.5ポンド(約8.8kg)。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月3日まで。目標金額の16万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間8月4日16時)で集まった資金はまだ100ドル。
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