忘れ物を防止するスマートタグに、GPSで追跡できる強力な新顔「TrackerPad」が登場した。現在クラウドファンディングサービスKickstarterで支援募集中だ。
TrackerPadは、直径10mm×厚さ3.8mm、重さ1.6gの超小型GPSタグ。背面が粘着性のあるシートになっていて、財布や鞄、自動車、自転車、ペットの首輪、子どもの持ち物などに貼り付けておける。プリペイドSIMが内蔵されており、管理サーバと通信して紐付けられたスマートフォンに位置情報などを送信する。
GPSで位置を特定できるので、置き忘れたときにスマートフォンアプリで場所が調べられる。盗まれた時に追跡することも可能だ。あらかじめ設定した範囲から出るとスマートフォンに警告を送るよう、仮想的な“フェンス”も各タグに設定しておける。
充電は非接触方式で、充電ベイの上に置くだけで充電できる。バッテリ駆動時間はタグの位置情報を送信する間隔によって変わるが、7日ほど再充電しないで使えるという。背面シートの粘着性が落ちた場合は、水洗いすれば再び使えるようになる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月13日まで。目標金額の10万ポンドに対し、記事執筆時点(日本時間7月22日15時)で約2万ポンドの資金を集めている。
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