IBMの第2四半期決算、売上高が前年同期比13%減

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2015年07月21日 12時42分
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 IBMは米国時間7月20日、第2四半期決算を発表した。売上高は予想を下回ったが、利益は予想を上回った。クラウドやアナリティクスなど高成長分野の後押しを受けて営業利益率は前年同期比で増加するなど、第2四半期の決算は強弱入り交じる結果となった。

 決算報告によると、売上高は前年同期比13%減の208億ドルで、利益は35億ドル、1株あたり利益は3.58ドル(非GAAPベースでは3.84ドル)となった。ただし為替変動とサーバ事業売却の影響を調整した場合、下げ幅は1%まで縮小する。非GAAPベースで1株あたり利益15.75〜16.50ドルを達成するという年間目標に変更はない。市場関係者の予想では、売上高が209億5000万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益が3.78ドルになると見込まれていた。


 IBMの決算には同社特有の変動要素が数多く含まれている。そのため、同社の業績を予想するうえでは、新しい高成長分野の収益が、既存の低成長分野の収益をいつ上回るのか、分岐点を慎重に見極める必要がある。

 第2四半期の決算を詳しく見ていくと、IBM最大の成長分野であるクラウドとアナリティクスの売上高は、それぞれ50%強および10%強の増加となった。

 こうした好材料の一方で、ドル高がすべての地域で影を落としており、各地域の売上高は、南北アメリカ地域で8%減、ヨーロッパ、中東、アフリカ地域で17%減、アジア太平洋地域で19%減、ブラジル、ロシア、インド、中国地域で35%減となった。

 テクノロジサービス事業の売上高は10%減、ビジネスサービス事業の売上高は12%減となったが、為替変動の影響などを調整した場合、前者は1%減、後者は3%減となる。

 ソフトウェア事業の売上高は10%減、ハードウェア事業の売上高は32%減となった。ハードウェアについては、Lenovoへの「System x」売却が主な要因となっている。「z Systems」メインフレームサーバ製品の売上高は前年比で9%増加した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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