ソフトバンクは7月15日、インターネット上の暗号化通信で利用されているサーバ証明書の切り替えにより、Y!mobileケータイの一部機種で、暗号化通信を利用する一部サイトが利用できなくなる可能性があると注意喚起した。
サーバ証明書の切り替えについては、電子証明書に関して安全性や運用などのガイドラインを策定している団体「CA/Browser Forum」の指針により、2016年1月1日以降、SHA-1証明書を発行してはならないとされている。その結果、暗号化通信を利用しているオンラインショップやインターネットバンキングなどのサイトでは、SHA-1証明書からSHA-2証明書へ切り替えるケースが発生している。
これにより、SHA-2に対応していない一部のY!mobileケータイでは、該当するサイトに接続できなくなるとのこと。なお、影響を受ける機種として公表された端末のうち、WX11K、WX12K、401KC、402KC、301JRなど一部端末については、今後予定されるソフトウェア更新により、同影響が回避できるとしている。
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