マランツ、バイアンプ駆動のCDネットワークシステムに新モデル

  • 「M-CR611」

 ディーアンドエムホールディングスは7月14日、マランツブランドからCDネットワークプレーヤー「M-CR611」を発表した。DSD再生に対応したほか、Wi-Fiに加え、Bluetoothでのワイヤレス再生もサポートする。発売は8月上旬。税別価格は7万円になる。

  • 内部構造

 マランツでは、小型のシステムオーディオとして「M-CR502/CR603/CR610」を販売しており、M-CR611はネットワークに対応したシステムオーディオの最新モデル。CDプレーヤー、アンプ、FM/AMチューナ、Wi-Fi、USB端子などを一体化し、別売のスピーカと接続するだけで音楽を聴くことができる。

 前機種に引き続き、バイアンプ対応の4chフルデジタルパワーアンプを搭載。バイアンプ対応スピーカの低域用、高域用のスピーカユニットそれぞれを独立したアンプで駆動することによって、より原音に忠実な音楽を再生できるとしている。

 バイアンプ駆動により、2セットのスピーカを接続して使用することも可能。独立ボリュームコントロールも備え、それぞれのスピーカを独立して音量調整ができる。

 フルデジタル4chパワー・アンプ自体は新開発のものを採用し、ノイズを大幅に低減。DSD 2.8MHz、AIFF、WAV、FLAC 192/24bit、ALAC 96kHZ/24bitまでサポートするハイレゾ再生においても、繊細な音と躍動感を再現できるとしている。

 新モデルからBluetoothとNFCにも対応し、ワイヤレス環境を整備。ストリーミング音楽配信サービスにもBluetoothでのワイヤレス再生が可能だ。

 サイズは高さ105mm×幅292mm×奥行き305mmで、重量約3.4kg。Bowers & Wilkins(B&W)のスピーカ「CM1S2」と組み合わせた「Premium System」(税別価格:19万8000円)と「686S2」と組み合わせた「Standard System」(同:16万円)、デンマークのオーディオブランドDALI製スピーカ「Zensor1」と組み合わせた「Basic System」(同:10万6000円)も用意する。

  • リアパネル

  • リモコン

  • B&Wの「CM1S2」と組み合わせた「Premium System」

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