家を出るときに忘れ物を防いだり、オフィスへ入るときに大切な思い出させてくれたりする便利なデバイス「WeNote」が、クラウドファンディングサービスIndiegogoで支援募集中だ。
WeNoteは、Bluetoothでスマートフォンと通信するビーコンの一種。連携させたスマートフォンを持って近づくと、あらかじめ登録しておいたToDoリスト情報がスマートフォンの画面にポップアップされる。鍵や財布を持たずに外出したり、出社して一番に処理する仕事を忘れたりすることがなくなるだろう。
1台のWeNoteに5人のユーザーを登録しておけるので、家族や同僚と共有できる。例えば、玄関に置いておき、「ゴミ出し」など家族の誰か行えばよい仕事などのリマインドに利用可能だ。
スマートフォンを持っている人の居場所は、GPSでなくWeNoteに近づいたかどうかで認識する。そのため、GPSの電波が届かない屋内でも使えて、スマートフォンのバッテリを消耗しないうえ、精度もGPSより10倍以上高いという。WeNoteも省電力設計で、ボタン電池(CR2450)1個で2年間使えるそうだ。
Indiegogoでの目標金額は2万ユーロだが、記事執筆時点(日本時間7月10日15時)でまだ約1500ユーロしか集まっていない。
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