Microsoftは、世界中の「Minecraft」プレーヤーが集まりロンドンで開催された「MINECON 2015」カンファレンスで現地時間7月4日、「Windows 10」の提供が始まる米国時間7月29日に「Minecraft: Windows 10 Edition Beta」をリリースすると発表した。
Minecraftはすでに多くのプラットフォーム(「Windows」「Mac」「Windows Phone」「iOS」「Android」「Xbox 360」「Xbox One」「PlayStation(PS)3」「PS4」「PS Vita」)でプレイできるが、ここにWindows 10が加わる。Windows版のMinecraftはすでにあるが、新たなエディションをリリースするのは、Windows 10の機能をもっと有効に活用するためだ。
さまざまなプラットフォームに移植されてきたMinecraftは、かつての「Tetris」を彷彿とさせる。Microsoftは、スウェーデンを拠点とするMinecraftの開発元Mojangを2014年に買収して以降、Minecraftを、Xbox Oneや「HoloLens」、そして今度はWindows 10と、すべてのMicrosoftプラットフォームに移植している。
Minecraft: Windows 10 Edition Betaで新たに導入され、既存のPC版と大きな違いをもたらす機能としては、タッチスクリーン、コントローラ、またはキーボードとマウスによるコントロールのシームレスな切り替え、「Xbox Live」および「Minecraft Pocket Edition」を介したオンラインプレイ、組み込まれた「GameDVR」機能によってゲームプレイの録画と共有が可能になった点などが挙げられる。マルチコントロールモードにより、このバージョンは多くの点で、モバイル版とデスクトップ版の究極のハイブリッドのように感じられるかもしれない。
うれしいことに、PC版Minecraftを持っているユーザーは、Minecraft: Windows 10 Edition Betaを無料で入手できる。それ以外のユーザーは、ベータ期間中は10ドルで購入できる(終了時期は未定)。名前にBetaとつくものの、これは厳密に言えば従来の意味でのベータ版と異なる。Minecraftのこれまでのバージョンと同様、将来のアップデートは無料だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス