仏家電メーカーのNetatmo(ネタトモ)は、顔認識技術を搭載したスマートホームカメラ「Welcome」を6月26日に発売すると発表した。小売価格は2万9800円(税込)で、家電量販店や同社のウェブサイトなどで販売する。
同社によれば、Welcomeに搭載された顔認識技術は、一般向けスマートホームカメラとしては世界初という。この技術により、カメラが認識した顔と名前を結びつけて、ユーザーのスマートフォンに通知できるのが最大の特長だ。
子どもが帰宅してWelcomeの前を通ると「リリーを確認しました」といった通知が両親のもとに届く。もし知らない顔が検知された際も、ユーザーに通知できる。
なお、プライバシー設定はすべてカスタマイズ可能で、家族一人ひとりに対し、Welcomeの通知や録画の有無を決められる。特に年配の方や小さな子どもがいる家庭、別荘をもつ人などに向いている製品だ。
このほかにも鮮明なフルHD画像、130度の広い画角、高感度の赤外線LEDによる「ナイトビジョン」などの最新技術を備える。
Welcomeは、2015年CESイノベーションアワードを、「スマートホーム」「家庭用電化製品」「デジタルイメージ」「より良い世界のためのテクノロジー」の4部門にて受賞している。
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